11月23日に山形市遊学館で「郷土Yamagataふるさと探究コンテスト(山形県教育委員会主催)」最終審査会が行われました。県内小学校から1次審査を通過した3校が発表し,本校は優秀賞を受賞しました。
10月29日に行われた,創立100周年記念学習発表会において,自分達のメッセージを発信しました。
構成劇「田沢の先人の歩み「木流し」~今,そして,未来へつなぐ わたしたちの思い~」。長期的に探究してきた学びを,メッセージとして全校生で発信しました。
木流しの劇は,3・4・5年生が昨年度から学び続けてきた草木塔と木流しの学習の集大成として,1年生が生活科で体験した田沢の魅力と合せて表現しました。
特別な年に,地域の方にも,ぜひご覧いただきたいと,先人の偉業を想い,作業の苦労と心情をも再現し演じました。田沢の林業遺産を後世に伝える,本校の児童にしかできない劇でした。
構成劇の中で,6年生から,スライドプレゼンテーションによるメッセージがありました。次のような,一言一言に,真の学びが現れていました。
「100年の歴史の中で変わらないものがある。その一つが,『みんなでつくる』ということ。田沢の先人達は,木流しの仕事を通して『みんなで協力して作り上げる』ということを大切にしてきた。その精神は,私達に引き継がれている,それが田沢太鼓であり,今年もみんなで作り上げてきた。」
「二つ目は,『未来を想って,足元から行動する』こと。
私達にできることは,草木塔の精神を引継ぎ,学んだ事を発信し,未来を想って足元から行動することである。」
これらの言葉は,本校の児童にしか言えない言葉です。洗練されたスライドと言葉でメッセージを発信しました。探究して学んだことを,自分の言葉として伝えることができる,本校の児童の深い学びが現れていました。
田沢には優れた貴重な文化があります。田沢の文化を学んだ児童の心の中には、田沢っ子の精神が培われています。それは、これからも心の中に生き続け、未来を拓いていくことと思います。
児童会ブナ会議での計画に基づき,10月20日に,クリーン作戦を実行しました。
10月17日に,児童会ブナ会議で「クリーン作戦」について話し合いました。
児童は,総合的な学習の時間「草木塔とSDGs」の学習で,7月に小樽川から最上川河口まで探究の旅を行いました。最上川河口では,NPOの専門家からの講話と現地見学により海洋マイクロプラスチックごみ問題について学びました。同時に,森と川と海のつながりについても学びました。児童は,三沢西部小学校SDGs行動テーマ「先人に学び,世界を見つめ,未来を想い,足元から行動する」に基づき,最上川源流域にある学区の児童として行動を起こすために計画を立ててきました。
10月16日。田沢コミュニティセンターの木魂祭に,児童の探究学習の作品を出品しました。
創立100周年記念式典で児童が発表した「メッセージ:小樽川の流れ」のスライドパネルと「田沢の四季」のスライドパネルを展示しました。
「全国緑の少年団活動発表大会・全国育樹祭(大分県)」で児童が発表するスライドパネルも展示しました。
9月10日に行われた,本校の創立100周年記念式典において,総合的な学習の時間「草木塔とSDGs」の探究成果を発表し,メッセージを発信しました。
児童が作成したスライドとメッセージを掲載します。
7日・8日の一泊二日の日程で,5・6年生が最上川探検を行いました。今回のねらいは「総合的な学習の時間の一環として,最上川と文化,森林と川,海との関わりについて,田沢地区とのつながりの視点から体験的に理解する。」です。
児童は,6月に「森林体験学習」を行い,田沢地区のブナ原生林に行き小樽川の源流付近を見てきました。そして,7月5日に「ふるさとの川をめぐる学習」を行い,小樽川の上流から鬼面川への合流を見てきました。今回は,鬼面川が最上川に合流し,日本海まで流れるルートをたどりました。森林から海までのつながりを,文化と自然環境の両面から考えました。最上川河口では,「美しいやまがたの海プラットフォーム」の講師の先生から「海の豊かさを守る」をテーマにご講話をいただき,宮野浦海岸と由良海岸の現状を見学しました。森林・川・海のつながりを考えた最上川探検でした。
総合的な学習の時間「草木塔とSDGs」の学習の一環として,「ふるさとの川をめぐる学習」を全校で行いました。今年のテーマは「小樽川の流れ」です。田沢地区の誇りである「小樽川」の上流から鬼面川合流地点,さらに,鬼面川頭首工から帯刀堰・木場川をたどり,小樽川と草木塔・木流しの関係を考えながら木場町までの水の流れのルートをめぐりました。
小樽川沿いの草木塔群の中で最上流部にあり日本最古の草木塔である塩地平の草木塔からスタートし,木場町の木流しの薪があげられた場所まで13のポイントで学びました。
一連の学習の最後に,本校に建立された田沢地区最新の草木塔の意味をあらためて考えました。1780年に塩地平の草木塔が建立されてから,224年を経て,本校に現代の草木塔が建立されています。草木塔への祈りは現代まで続き,SDGsの潮流の中で新たな価値が見い出されています。本校の児童は,そのことを発信するために学習を続けています。
田沢コミュニティセンターふるさと教室と,3・4年生の総合的な学習の時間の連携事業として,草木塔めぐりを行いました。
今年は,昨年度見ていない草木塔を見学しました。講師の先生に詳しく解説していただき,田沢地区の草木塔への理解が,また一歩深まりました。
田沢地区の桧原沢には広大なブナの原生林があり,学習の森と呼ばれています。緑の少年団活動の森林体験学習として,天狗沢林道終点から,このブナの広場まで登り,森林に親しみ,草木の尊さを体感します。今年は,水と川の学習も兼ねて行いました。
県境の大荒山や桧原沢のブナ林から流れ出た清流小樽川は、大樽川と合流し鬼面川となり、やがて最上川になっていきます。7月には全校で八谷から小樽川をたどる学習(木流しツアー)を行い,さらに,5・6年生児童は,小樽川から最上川河口まで「最上川探検」を行います。今回の森林体験学習は,その源流地点での学習になります。「草木塔とSDGs」の学習の一環として臨みました。
児童は,ブナの原生林で「緑の誓い」を唱和し,毎回行っている「ブナの大木(愛の大ブナ・ブナッシ―)」と「自分の木」の幹周計測を行いました。ネイチャーゲームと森林学習も行いました。
昨年10月の創立100周年記念植樹で学校のすぐ近くに植樹した杉苗の世話を行っています。杉苗は冬を越し元気に生長しています。周囲の除草等を行いながら色の変化や春になり新しく伸びた部分を観察しています。自分の苗木の脇に立って,今年度の記念写真を撮影しました。
緑の少年団入団式後に,森林体験事前学習として,田沢自彊会長よりご講話をいただきました。
ブナ原生林のこと,森と水・川の関係,そして,田沢自彊会で行っている持続可能な森林経営への取組み(法正林)について教えていただきました。児童が「草木塔とSDGs」の学習で探究していることについて教えていただき,児童も積極的に質問していました。
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