3月18日(土)に、三沢西部小学校最後の卒業式を行いました。
3月21日(火)に、三沢西部小学校閉校式が行われました。
長年にわたり三沢西部小学校と歩みを共にされた地域の皆様、保護者の皆様、ご指導いただきましたたくさんの教職員の皆様、思い出深い校舎で共に学び絆を育んだ同窓生の皆様、そして、ご尽力いただきました関係者の皆様に、心より感謝を申し上げます。
今後とも、田沢っ子の健やかな成長の見守りに、お力添えをいただきますことをお願い申し上げます。
◇学校教育目標
「ふるさとに学び、心豊かにたくましく、
夢に向かって未来を拓く田沢っ子の育成」
※スローガン
「やさしく かしこく たくましく ふるさとを愛する田沢っ子」
◇めざす子どもの姿
(1)進んで学ぶ子ども(知)
(2)思いやりのある子ども(徳)
(3)心身ともにたくましい子ども(体)
(4)ふるさとを愛する子ども(郷土愛)
◇めざす学校の姿(三沢西部小学校の「あいうえお」)
「あ」・・・あいさつが ひびく学校
「い」・・・いじめが ない学校
「う」・・・うつくしく きれいな学校
「え」・・・えがおが あふれる学校
「お」・・・おもいやりが みちた学校
本校の存する田沢地区は、米沢市の西南端に位置しており、国道121号が地区内を縦貫し大峠で福島県と県境を接している中山間及び純山間地帯である。市内有数の豪雪地域である一方、山林資源や清流などの豊かな自然環境に恵まれた地域でもある。県境近くにはブナの原生林が存在し、県一と言われるミズナラがあり、遊歩道も整備されている。国道沿いの山は杉林が続き、その管理は「財団法人田沢自彊会」が当たり、地区内の教育や福祉活動を支え、関係機関・団体の運営において大きな力となり、田沢地区の自治の象徴と言える存在になっている。本校も金銭面のみならず、教育活動で支援をいただいている。
本校の東側すぐ近くには、県境の大荒山や桧原沢のブナ林から流れ出た清流小樽川があり、大樽川と合流し鬼面川となり、やがて最上川になっていく。それゆえ、小樽川は最上川の源流の一つとして位置付けられ、ブナ林と小樽川は田沢の誇りの一つと言える。川にはカジカ、ハヤ、ヤマメ、イワナが生息する。
小樽川のさらに東側丘陵地は肉牛放牧場となっており、冬期はクロスカントリースキー場として使用され、遠くに蔵王連峰を見ることができる。近辺には小さな沼が点在し、モツゴなどの小魚が生息する。
独特の文化遺産としての「草木塔」発祥の地でもあり、地区内には11基の草木塔が建っている。自然と共に生きた先人たちは、四季を織り成す草木の命にも心を寄せ、草や木の一本一本にも尊い命があり、霊が宿していると思うようになった。それから、過去において犠牲になった草木を供養し、その恩恵に感謝するために建立されたと言わている。また、「木流し」の歴史もあり、山林と関わった田沢独特の山里の文化が伝承されてきた。
明治 6年 6月 口田沢村の伊藤四郎衛門氏家屋を借り受け、仮校舎とし
て授業を行う(民主学校)
11年 5月 口田沢字沢田西に校舎新築。口田沢小学校と称す
14年 4月 二階建ての校舎2棟増築
19年12月 田沢尋常小学校と改称
25年 7月 神原尋常小学校・入田沢尋常小学校を併合し、口田沢尋常
小学校設立、神原、入田沢に分校を設置
34年 4月 神原、入田沢分校をそれぞれ分教場と改称
36年 4月 入田沢分教場、本校から分離独立
入田沢尋常小学校と称す
高等科併置(終業3ヵ年)口田沢尋常高等小学校と改称
大正 2年 4月 高等科廃止。尋常補習科(終業2ヵ年)併置
口田沢尋常小学校と改称
11年 9月 口田沢中原に校舎建築(現在地)
11年11月 神原分教場廃止。本校に通学
補習科廃止、高等科設置(終業2ヵ年)
昭和 8年 4月 入田沢八谷部落に村営八谷家庭教育所を設け授業
12年12月 入田沢分教場、火災により焼失。民家を借りて授業
13年 9月 入田沢分教場校舎新築
16年 4月 三沢西部国民学校と校名変更
八谷教育所が八谷分教場として許可
22年 4月 学制改革により三沢村立三沢西部小学校と校名変更
29年11月 市村合併により米沢市立三沢西部小学校と校名変更
34年 5月 体育館、用務員室、便所等改築
36年 6月 八谷分校新築
38年 4月 給食室、音楽室、理科室、集会室の新築
完全給食の実施
42年 8月 グラウンドの暗渠排水工事
45年12月 本校校舎、鉄筋コンクリート二階建てに改築
48年 7月 本校プール建設。八谷分校休校となる。児童数本校97名
入田沢分校25名
51年11月 校庭の暗渠排水工事
55年 7月 中庭花壇整備
8月 校門整備
10月 中学校校舎(職員室・教室)解体。西階段及び廊下の新設
56年 4月 入田沢分校休校。児童4名バスで本校に通学
7月 プール周囲に防護ネット設置
57年 8月 給食室の改修。ガス庫設置
58年 7月 勤労生産学習公開研究発表会開催
(文部省指定並びに市教委委嘱)
60年 7月 PTAで自作遊具の作製
61年 6月 第1回計画指導訪問を受ける(第2回は11月)
12月 上の在家地区農免道路整備事業により校地西側の農道整備
に伴い、防護柵の取り付け、並びに駐車場の拡張
62年12月 大規模改修工事完了、並びに竣工祝賀会
63年10月 児童昇降口、図工室、図書室のトタン屋根葺き替え
森林体験学習創設、実施(檜原沢)
平成 元年 8月 屋内体育館改修
2年11月 防犯灯2基設置
3年
4月 八谷分校廃校
6月 八谷分校校舎解体、兎小屋新設(自彊会)
4年
7月 「緑の少年団」入団、結団式
9月 創立70周年記念事業として歴代PTA会長写真掲額
5年 9月 家庭科室前面改装、完成
10月 山形県緑の少年団活動発表大会「優秀賞」受賞
6年 4月 米沢市教育委員会より研究委嘱を受ける
5月 ブランコ2基設置(防犯協会田沢支部・PTA)
7年 3月 児童用コンピュータ3台設置
10月 算数科学習指導公開研究発表会開催(市教委委嘱)
8年12月 駐車場アスファルト舗装完成
9年
1月 児童用コンピュータ3台設置(計6台)
10年 1月 入田沢分校校舎解体
11年 8月 ラーニングルーム設置。コンピュータ5台設置(計11台)
10月 山形県緑の少年団活動発表大会「最優秀賞」受賞
12年 9月 全国緑の少年団活動発表大会で発表。(須賀川市)
全国育樹祭において「大会会長賞」受賞(猪苗代町)
13年 2月
我妻栄児童文化賞受賞(緑の少年団)
4月 PTA組織を保体部と育成部を統合し3部制スタート
10月 伝国の杜オープン、YOZANフェスティバル全校生参加
14年 6月 全国植樹祭(金山町)に6年生が参加。
9月 創立80周年記念式。道の駅に田沢マップを設置。
12月 物置新設
15年 8月 児童昇降口サッシ取り付け
11月 中庭野外黒板設置
12月 Jキッズ大賞山形県最優秀校(小学校ホームページ作成)
16年 5月 米沢市民憲章推進協議会受賞
6月 緑化推進運動功労者内閣総理大臣受賞
10月 公開授業研究会開催(市教育委員会委嘱)
緑化推進運動功労者内閣総理大臣受賞記念植樹
11月 「山形県農林水産部長賞」受賞
17年 7月 3~6年生、足尾銅山跡地に植樹
18年11月 日頃のボランティア活動に対し、感謝状受賞
19年 2月 良い歯の学校「努力賞」受賞
19年 9月 創立85周年記念式典
20年 6月 緑の少年団活動で足尾訪問。足尾小との交流。記念植樹
21年 7月 山形県緑の少年団活動発表大会「優秀賞」受賞
9月 東北交通安全協会長「優良校」表彰
23年 9月 校舎増改築及び屋内運動場耐震補強その他工事着工
11月 プールコンクリートブロック塀補強工事
24年 9月 緑の少年団活動で足尾訪問 足尾小との交流 記念植樹
25年 2月 校舎増改築及び屋内運動場耐震補強工事完成
6月 旧校舎(旧三沢西部中学校)解体工事
11月 防災倉庫設置
26年 3月 創立90周年記念行事(式典・祝う会・コンサート)
7月 外構整備工事及び付帯工事(遊具他)、ポプラ広場と命名
新規大型除雪機導入
10月 公開授業研究発表会開催(市教育委員会委嘱)
11月 新規スノーモービル導入(田沢自彊会より貸与)
27年 7月 山形県小学生陸上競技大会6年女子走高跳び優勝
8月 全国小学生陸上競技交流大会6年女子走高跳びに県代表として出場
9月 緑の少年団活動で、米沢市記念植樹祭にて記念植樹
10月 5・6年生修学旅行にて、足尾銅山跡地に記念植樹
28年 3月 平成27年度山形県小学校スポーツ優秀賞受賞(女子走高跳び)
4月 防犯監視カメラシステム導入(田沢自彊会より寄贈)
6月 校務用PC(7台)及びネットワーク関係更新
8月 山形県緑の少年団活動発表大会「優秀賞」受賞
29年 6月 学校環境緑化モデル事業「緑と水の森林ファンド」完成式典
ソメイヨシノ6本植樹、ポプラ1本剪定
12月 山形県小学校人権書道コンテスト優秀賞受賞
31年 2月 米沢市よい歯の学校「優秀賞」受賞
3月 児童用パソコン8台 新規入替(市教委)
令和 元年11月 米沢ライオンズクラブ理科学顕彰「学校賞」受賞
11月 山形県よい歯の学校「優秀賞」受賞
2年 2月 米沢市よい歯の学校「最優秀賞」受賞
5月 新型コロナウイルス感染症予防のための学校臨時休業から再開
3年 7月 GIGAスクール構想により1人1台の端末が配備
10月 創立100周年記念植樹 テーマ看板設置
テーマ「先人に学び 世界を見つめ 未来を想い 足元から行動する」
12月 山形県よい歯の学校「優良校」受賞
4年 2月 米沢市よい歯の学校「最優秀賞」受賞
2月 令和3年度山形県緑の少年団活動発表大会において「最優秀賞」受賞
カリキュラムマネジメントのもとで構築した生活科及び総合的な学習
の時間や,田沢コミュニティーセンターとの連携事業等,総合的に取り
組んできた米沢市緑の少年団活動が高く評価された。
1.制定 昭和23年頃
2.デザイン 児童の公募によるもの
3.由来
児童の成長を若葉に例え、地域林業の発展も託した。「木の葉」と勉学を表わす「ペン」で構成し、「創立記念式の歌」の歌詞にある「鑑」を鏡の形で、たくましく生きていく気持ちを表している。
毎週、全校集会で児童会事務局を中心に全校児童で朗誦しています。
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